銀閣寺

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銀閣寺


銀閣寺は通称の名で、正式には慈照寺といいます。
東山文化を代表する臨済宗相国寺派の寺院です。

足利義政が造営した楼閣建築である観音殿を「銀閣」と通称することから、観音殿を含めた寺院全体を「銀閣寺」というそうです。

1482年(文明5年)、室町時代8代将軍義政は、祖父である義満の北山殿の鹿苑寺に習って隠居生活をすごすため、
現在、京都市の左京区に山荘・東山殿を造営しました。

これが銀閣寺の発祥とされています。

1490年(延徳2年)2月、同年に死去した義政の菩提を弔うため東山殿を寺に改め、相国寺の末寺として創始されたのが慈照寺です。

東山殿には大規模な建物が建ち、政治的にもその役割を担っていたものと思われますが、現在、当時の建物としては銀閣と東求堂(とうぐどう)のみになっています。
ちなみに銀閣と東求堂は国宝に指定されています。

1952年3月29日には庭園が 特別史跡及び特別名勝に、1994年12月17日には「古都京都の文化財」として 世界遺産に登録されました。

境内の門をくぐると「銀閣寺垣」と呼ばれる垣根があります。
竹垣の上部の緑と、下部に積まれた石とが見事に調和しています。
春には垣に植えられた椿が花を咲かせるということです。

庭園は錦鏡池(きんきょうち)を中心とする池泉回遊式庭園です。
江戸時代に改修されていて、今ではその面影は殆どとどめていないと言われています。
白砂を段形に盛り上げた「銀沙灘」(ぎんしゃだん)、円錐台形に盛り上げた「向月台」と称される二つの盛り砂も、室町時代ではなく、江戸時代後期に今の形になったとされています。
そんな中で室町時代の面影を残すと言われているのが東方山麓の枯山水庭園で、1931年に発見されました。

東求堂(国宝)は浄土信仰の象徴として建てられました。義政の持仏堂であり、堂内の同仁斎は草庵茶室の源流、四畳半の間取りの始まりといわれています。

現在でも当時の趣を色濃く残しており、日本建築史上貴重な遺構とされています。

東求堂と同じく国宝の観音殿(銀閣)は銀閣寺と言われるその名の通り、慈照寺の象徴的な建物です。
二層構造で、一層目を心空殿(しんくうでん)、二層を潮音閣(ちょうおんかく)と言い、鹿苑寺金閣の舎利殿を踏襲しています。
しかし、金閣が文字通り金箔を貼ったのに対して、銀閣には銀箔が貼られてはいません。
これに関しては元々は銀箔を貼る予定だったのが幕府の財政の悪化のため断念したという説と、
最初から貼る予定はなかったとする説があるのですが、庭園には多くの名石、名木があることと、東山文化がわびさびを重んじる茶道や、禅道を支持した文化であったことを考えると、
貼る予定は無かった可能性が高いとされています。


拝観時間 10:00〜16:00
拝観料  一般800円 中高生・65歳以上700円 小学生
       400円 
       身体障害者及び介護者1名まで無料
住所    〒602-0898京都市上京区今出川通烏丸東入
アクセス 地下鉄「今出川」・市バス「同志社前」
電話番号 075-231-0301













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