東寺

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東寺


東寺は京都市の南区にある弘法大師ゆかりの寺です。

この寺には東寺および教王護国寺という2つの名称があり、宗教法人としての正式名称は教王護国寺ですが、
古くから東寺と称されることが多く、教王護国寺という名称はほとんど使われてこなかったそうです。

国宝56点、重要文化財128点、古文書8000点という多くの文化財が安置されています。

延暦13年(794)の平安遷都の際、平安京の入り口として羅城門が建てられ、東西に東寺と西寺という2つの寺院が建てられました。
この2つの寺院は平安京の右京と左京をそれぞれ守るものとしての意味合いを持つ官立寺院でした。

延暦15年(796)、藤原伊勢人という人物が建立したといいますが、公式の史書や系譜にはその名が見えないことから、この人物の存在を疑問視する声もあります。しかし、この796年を東寺の創建の年とするようです。

その後823年に真言宗の宗祖である空海は、嵯峨天皇から東寺を賜りました。
この時から東寺は官立寺院であるとともに、真言密教の研修道場となりました。

鎌倉時代に入って空海自身が信仰の対象になると、東寺も広く信仰を集めるようになりました。

天災などにより創建以来幾度も焼失に遭うことになりますが、当時の権力者であった後醍醐天皇、足利尊氏、秀吉や徳川幕府の援助を受けてその度に復興し、栄えました。


境内は九条通りに面した南大門から北へと金堂・講堂・食堂が一直線にならんでいます。

金堂は豊臣秀頼の寄進によって再建したもので、本尊として3メートル近い薬師三尊像が安置されています。

金堂が顕教を基本とするのに対して、講堂は真言密教を色濃く表しており、大日如来、五智如来、五大菩薩、五大明王、梵天・帝釈天像、四天王像の21体の密教彫像が安置されています。
このうち、五智如来、五大菩薩の中尊像以外の15体が国宝に指定されています。


五重塔は京都のシンボルとも言っても過言ではないでしょう。
高さ57メートルで、現存する木造塔の中では日本一の高さを誇り、新幹線の車窓からでもその勇壮な姿を見ることができます。

天長3年(826年)に空海が創建に着手し、完成までに50年もの長き月日を費やしました。
今日までに度重なる焼失、再建を繰り返したとみられ、現存する塔は寛永21年(1644年)、徳川家光の寄進によって建てられたものとされています。

御影堂は空海の住居だったとされる所で、国宝指定名称は大師堂と言うそうです。
火災による焼失のため、現存するものは再建後、明徳元年(1390年)に増築されたものです。
北側には「弘法大師座像」が安置されており、この像は最古の大師像といわれています。
「弘法大師座像」と堂の南側の「不動明王坐像」は秘仏となっており、共に国宝に指定されています。



住所      京都市南区九条1
拝観時間   9:00〜16:30
拝観料     500円 
アクセス    JR京都駅八条口より西へ徒歩15分
電話番号   075-691-3325















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